寺島しのぶ 病院で入院してた!顔面神経麻痺のラムゼイハント症候群とは?

個性的な演技で知られる実力派女優の寺島しのぶさん。

そんな寺島しのぶさんですが、病院で入院していたのでしょうか?

顔面神経麻痺のラムゼイハント症候群とは一体どのような病気なのでしょうか?

寺島しのぶさんの入院の詳細や、ラムゼイハント症候群について詳しく見ていきましょう。

気になる症状や治療法についても解説していきます。

目次

寺島しのぶの 入院と症状

寺島しのぶさんはいつ頃入院したのでしょうか?

また、どのような症状に悩まされていたのでしょうか?

実力派女優として活躍する寺島しのぶさん。
そんな寺島しのぶさんですが、2025年1月中旬にラムゼイ・ハント症候群という病気で入院していたことが明らかになりました。

寺島しのぶさんは自身のインスタグラムで入院の事実を公表し、「出産以来」「人生初入院」と綴っています。


症状としては、まず左耳に「なんかかゆかった」という違和感から始まったそうです。

その後、左耳下のリンパが腫れ、喉の浮腫により唾が飲み込めなくなりました。

さらに左耳も聞こえづらくなるなど、複数の症状に悩まされていたようです。


入院中は非常に柔らかい食事(おかゆなど)も食べられない状態だったそうで、夫のローラン・グナシアさんが「マッシュキャロットとポテト」や「いちごピューレ」などを作って持参してくれたとのことです。

寺島しのぶさんは「こんな柔らかいものも食べられない」と、症状の辛さを伝えています。

退院後も油断できず、退院の3日後に顔に異変が現れ、再び病院に行ってステロイド治療を受けることになったそうです。

寺島しのぶさんは早期発見・早期治療の重要性を訴え、「52歳からは自分軸で行くぞ!」と自身を大事にすることの大切さを強調しています。

病気との闘いを通じて、自己管理の重要性を改めて認識されたようですね。

出典:インスタグラム

寺島しのぶの ラムゼイハント症候群とは

出典:インスタグラム

ラムゼイハント症候群とはどのような病気なのでしょうか?

症状や原因、治療法について詳しく見ていきましょう。

ラムゼイ・ハント症候群は、水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)によって引き起こされる顔面神経麻痺を主な症状とする疾患です。


ハント症候群とも呼ばれ、顔面神経麻痺の中ではベル麻痺に次いで多く、全体の約20%強を占めます。

原因は、子どもの頃に水痘(水ぼうそう)に感染した経験がある人の神経節に潜んでいたウイルスが再活性化することです。

免疫力が低下した時に発症しやすく、顔面神経内でウイルスが再活性化し神経炎を起こし、腫れた神経が周りの骨で圧迫されることで機能低下を引き起こします。


主な症状としては、顔面神経麻痺の症状が挙げられます。

突然、顔の筋肉がうまく動かなくなり、目が閉じない、眉が動かない、口が閉じない、顔がゆがむ、うまく笑えない、口から飲み物が漏れるなどの症状が現れます。

また、耳の症状として、耳介に発赤や水膨れを伴う強い耳の痛み、耳鳴り、難聴、めまいなどが起こることもあります。


治療法としては、基本的にステロイド療法と抗ウイルス薬による薬物治療が行われます。

早期治療が重要で、発症から72時間以内の治療開始が効果的とされています。

重症例の場合は、顔面神経減荷術という手術やリハビリテーション(マッサージ、運動訓練)が行われることもあります。


後遺症に対してはボツリヌス毒素注射が用いられることもあります。

予後については、完全回復率が約70%程度とされていますが、ベル麻痺に比べて治りにくく、後遺症が残りやすいのが特徴です。

可能性のある後遺症としては、顔面拘縮や病的共同運動などがあります。

早期治療が予後を大きく左右するため、症状に気づいたらすぐに医療機関を受診することが重要です。

出典:インスタグラム

寺島しのぶ 入院生活を振り返る

出典:モデルプレス

寺島しのぶさんにとって、この入院の経験はどのようなものだったのでしょうか?

寺島は2月18日に自身のインスタグラムで、1月中旬にラムゼイ・ハント症候群で入院していたことを公表した。


現在は「もう大丈夫なんですけど」としながらも「ちょっと顔もまひが入って、耳聞こえなくて。喉もこんな声全く出なくなっちゃって。神経系です」と振り返る。


「まあ52年まで、よくこの体、血尿とかじんましんとか1回自律神経で病院運ばれたりとかあったんですよ、若い時、撮影中」としたものの「そういうのも若いから全部すっ飛ばして“治った、治った”なんて言ってここまで来ちゃったんだけど、もういいかげん勘弁しろって体が悲鳴を上げたんですね」と説明した。


「ああなるほど、こういう形で神様は私にストップをかけたんだなって思ったんですよ。凄い忙しかったんで」と寺島。「忙しかったのと、ちょっと神経すり減らすような仕事が多かったので、出るなっていうところに全部出たっていうところがあって」と続けた。


人生初の入院だったとし「弱りまくっちゃって、心が」という状態に。「治る治らないかじゃなくて、人間ってどんどん精神が病んでいっちゃうと物凄くつらいんだなということを、実体験としてあって」と振り返った。


「ここが底だと思って。これ以上の底は今のところないと思って、後は上がって行こうっていう」と前を見据えた。

芸能人の方々が自身の経験を公表することで、この病気の認知度が高まり、早期発見・早期治療の重要性が広く知られるようになってきています。

出典:インスタグラム

まとめ


寺島しのぶさんはラムゼイ・ハント症候群で入院していました。

ラムゼイ・ハント症候群は顔面神経麻痺を主な症状とする疾患で、早期治療が重要です。

他の芸能人でもジャスティン・ビーバーさんや葉加瀬太郎さんが罹患しています。

予防には帯状疱疹ワクチンの接種が有効とされています。

これからも寺島しのぶさんのご活躍を応援していきましょう。

それではありがとうございました。

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