山本由伸ドラフト4位だった!本人は社会人野球に進もうと考えていた?

メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースで活躍する山本由伸さん。

そんな山本由伸さんですが、2016年のドラフトでは4位指名だったことをご存知でしょうか。

また、山本由伸さんは当時社会人野球への進路を考えていたという噂もありますが、本当なのでしょうか。

そこで今回は、山本由伸さんがドラフト4位だった理由と、社会人野球への進路について詳しく調査していきます。

目次

山本由伸がドラフト4位だった理由

出典:dメニューニュース‐
NTT
ドコモ

日本球界を代表する投手となった山本由伸さん。

そんな山本由伸さんですが、なぜドラフトでは4位指名だったのでしょうか。


山本由伸さんは2016年のドラフトで、オリックス・バファローズから4位指名を受けました。

当時18歳で宮崎県立都城高校の3年生だった山本由伸さんは、身長約178cm、体重約70kgという体格でした。

山本由伸さんがドラフト4位だった最大の理由は、高校が無名で「地方の隠れた逸材」だったことです。

都城高校は甲子園出場経験がなく、全国的な露出が少なかったのです。


九州地区では秀岳館や鹿児島実業などの強豪校が注目されていたため、スカウトの注目度も低かったようです。


当時のスカウトからは「球はいいが線が細く、将来どう育つかは未知数」というコメントがあったそうです。

山本由伸さんは当時まだ細身で、球速は最速147km程度だったため、体格・フィジカル面での伸びしろが不透明だったのです。


さらに2016年のドラフトは高校生投手の豊作年でもありました。

1位指名には寺島成輝さん、今井達也さん、藤平尚真さんなどが名を連ねていました。

そのため山本由伸さんは「上位候補には届かない素材型」とされ、4位まで残っていたようです。


しかし、オリックスの九州担当スカウトだった由田慎太郎さんが熱心に視察していました。

由田さんは山本由伸さんの「投げっぷりと腕の振り」「ボールのキレ」に惚れ込み、球団内で高評価をしていたそうです。

他球団が見送る中、オリックスが将来性重視で指名したのです。

結果として山本由伸さんは入団後にプロでフィジカルと制球を磨き、NPB最優秀防御率3年連続、沢村賞3度、MVP2度という輝かしい成績を残しました。

2023年オフにはドジャースへ移籍し、契約総額約465億円という大型契約を結んでいます。

山本由伸さんがドラフト4位だった理由は、高校が無名で露出が少なかったこと、体格・球速が控えめで即戦力評価が低かったこと、豊作年で他に上位候補が多かったことでした。

出典:中日新聞

山本由伸は社会人野球に進もうと考えていた

出典:インスタグラム

ドラフト4位でプロ入りした山本由伸さん。

そんな山本由伸さんですが、当時は社会人野球への進路を考えていたのでしょうか。


山本由伸さんは2016年夏の宮崎大会でベスト8で敗退し、甲子園出場はありませんでした。

夏以降、プロからの注目度はごく一部で、山本由伸さん本人は社会人入りを視野に入れていたようです。

秋のドラフト前には、社会人チーム「Honda熊本」への進路がほぼ決まりかけていたという報道もあります。

山本由伸さん本人は2016年のドラフト直後に「まさか自分がプロに行けるとは思っていませんでした。
社会人に進むつもりでした」と語っていたそうです。

この発言は宮崎日日新聞やスポーツ報知で報じられました。

山本由伸さんの中では、社会人で数年鍛えてからプロを目指す構想があったことがわかります。

オリックスの担当スカウトだった由田慎太郎さんも「社会人に行くつもりだったらしいが、どうしてもあの腕の振りとキレが忘れられなかった」と語っています。


球団側も「進学・社会人志望」が前提だと知りつつ、「他球団が手を出さないなら指名で押さえよう」と判断していたのです。

山本由伸さんの出身校である都城高校は県立の進学校寄りで、プロ輩出は稀でした。

指名を受けた後、山本由伸さんは進路を再考してプロ入りを決断しました。

山本由伸さんは後年のインタビューでこう語っています。

「高校3年のときは社会人に行くつもりでした。
でも、オリックスから指名をもらって、家族や監督と話して挑戦したいと思いました」

「あのとき社会人を選んでいたら、今の自分はいなかったかもしれません」

山本由伸さんは当初社会人野球に進むつもりでしたが、オリックスの4位指名がきっかけでプロ入りを決断したようでした。

出典:インスタグラム

山本由伸がプロで乗り越えてきたこと

出典: Yahoo!ニュース

社会人野球からプロへと進路を変更した山本由伸さん。

そんな山本由伸さんですが、プロ入り後はどのような困難を乗り越えてきたのでしょうか。


山本由伸さんはドラフト4位という評価でプロ入りしたため、当初は即戦力としての期待は高くありませんでした。

体格が小柄で線が細いという評価を覆すため、山本由伸さんはフィジカル面の強化に取り組みました。

高校時代は約178cm・70kg前後だった体を、プロの環境で徹底的に鍛え上げたのです。

山本由伸さんは入団後、ウエイトトレーニングや食事管理を徹底して行いました。

筋力をつけることで球速が向上し、最速147km程度だった球速は160km台まで伸びていきました。

また、制球力の向上にも力を入れ、コントロールを磨くための練習を重ねました。

山本由伸さんは2017年にプロ入りし、1年目は主に二軍での調整期間となりました。

2019年には先発ローテーションに定着し、8勝4敗、防御率2.14という好成績を残しました。

この年、山本由伸さんは初めて最優秀防御率のタイトルを獲得しています。

2020年には防御率1.95という圧倒的な成績を残し、沢村賞を初受賞しました。

2021年には18勝5敗、防御率1.39という驚異的な成績で、2度目の沢村賞とMVPを獲得しました。


山本由伸さんは最優秀防御率を3年連続で獲得し、日本球界を代表する投手へと成長したのです。

山本由伸さんの成長の背景には、オリックスの育成方針がありました。

即戦力ではなく将来型として指名された山本由伸さんを、じっくりと育てる環境が整っていたのです。


2023年オフ、山本由伸さんはメジャーリーグへの挑戦を決断しました。

ドジャースと契約総額約465億円という大型契約を結び、日本人投手として新たな歴史を刻みました。

ドラフト4位から世界最高峰のメジャーリーグへ、山本由伸さんの成長は多くの人に勇気を与えています。

山本由伸さんがプロで乗り越えてきたことは、体格面でのハンディキャップを克服するためのフィジカル強化、制球力の向上、そして将来型選手としてじっくり育てられた環境での成長でした。

結論:2025年の山本由伸はポストシーズン/ワールドシリーズで
「頂点に立ったエース」と言って差し支えありません。

チーム成績

  • 所属チーム ロサンゼルス・ドジャース が トロント・ブルージェイズ を相手に、 2025 年のワールドシリーズを7 試合で制覇
  • 山本由伸選手はこのシリーズで MVP(最優秀選手) に選出されました。

山本のワールドシリーズでの主な成績

  • シリーズ通算約 17 と 2/3イニングを投げ、防御率 約 1.02。10安打・2失点・2四球・15奪三振という圧巻の内容。
  • シリーズ中に 3勝 を挙げており、ワールドシリーズで3勝をあげた投手としても稀な存在に。
  • 特筆すべき試合:
    • 第2戦:完全に近い内容で4安打・1失点・8奪三振、完全ゲームに限りなく近いピッチング。
    • 第6戦:6回を投げ1失点・5被安打・6奪三振で勝利。
    • 第7戦:クローザーとして2 2/3イニングをゼロ失点で締め、チームの優勝を決める場面で登板。

補足:ポストシーズン全体での成績

  • キャリアポストシーズン通算では、9〜10登板で防御率2点台という好成績。
  • 今回のシリーズでの活躍が「ポストシーズンで勝負強いエース投手」としての評価を確固たるものにしました。

総括(結論)

山本由伸は 2025年のポストシーズンにおいて、まさに“決戦場”で最大限の力を発揮しました。
特にワールドシリーズでは、複数試合で圧倒的な投球を見せ、チームを優勝に導くMVP級の活躍。

出典:インスタグラム

まとめ

山本由伸さんがドラフト4位だった理由は、高校が無名で露出が少なく、体格・球速が控えめで即戦力評価が低かったためでした。

山本由伸さんは当初社会人野球に進むつもりでしたが、オリックスの4位指名がきっかけでプロ入りを決断しました。

山本由伸さんはプロ入り後、フィジカル強化と制球力向上に取り組み、日本球界を代表する投手へと成長しました。

これからも山本由伸さんのご活躍を応援していきましょう。

それではありがとうございました。

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