大滝詠一「熱き心に」と小林旭の深い絆!名曲を生んだ感動秘話とは?

日本の音楽史に輝く名曲を数多く生み出してきた大滝詠一さん。

そんな大滝詠一さんですが、小林旭さんの「熱き心に」にはどのような深い絆が隠されているのでしょうか。

少年時代の憧れが名曲として結実した奇跡とは何だったのでしょうか。

今回は小林旭さんの「熱き心に」と大滝詠一さんの深い絆について見ていきましょう。

目次

大滝詠一「熱き心に」と小林旭の深い絆の始まり

出典:スノーレコード

日本を代表する音楽プロデューサーの大滝詠一さん。

そんな大滝詠一さんですが、小林旭さんとの絆はいつ始まったのでしょうか。

大滝詠一さんは長い間、音楽の道を選んだのはエルヴィス・プレスリーさんに憧れたからだと信じていました。

ところが1970年代後半、日本の音楽史を研究していた時、衝撃的な事実に気づいたのです。

実は小学生の頃に憧れていたのは、小林旭さんだったのです。

皮ジャン姿に白いマフラーをなびかせて歩く姿、「ズンドコ節」や「ダンチョネ節」のカン高い声が心に刻まれていました。

大滝詠一さんの音楽人生の原点には、小林旭さんへの憧れがあったのです。

1977年、細野晴臣さんが小林旭さんのアルバムプロデュースを依頼され、大滝詠一さんにも協力を依頼しました。

星野哲郎さん作詞の「ホルモン小唄」も作りましたが、路線変更でお蔵入りになってしまいました。

小林旭「熱き心に」と大滝詠一さんの深い絆の始まりは、少年時代の憧れと1977年の幻のコラボレーションにあったのです。

大滝詠一「熱き心に」誕生の奇跡的な経緯

出典:オリコンニュース

数々のヒット曲を手がけてきた大滝詠一さん。

そんな大滝詠一さんですが、「熱き心に」はどのように誕生したのでしょうか。

1985年、プロデューサーの大森昭男さん(日本のCM音楽界を代表する音楽プロデューサー)が大滝詠一さんのもとを訪ねてきました。

当時の大滝詠一さんは1年半以上も作曲活動を休止していました。

大森昭男さんが告げた言葉は「小林旭さんです」というものでした。

この瞬間、大滝詠一さんは長い沈黙に入ります。

この仕事を天命と受け取り、瞬時に創作モードに入ったのです。

大滝詠一さんは小林旭さんの代表作「さすらい」と「惜別の歌」を思い浮かべ、2つのタイプを作りました。

両方とも良すぎて、1曲にまとめてしまったのです。

作詞は阿久悠さんに依頼し、「日本離れした風景と、現実離れした浪漫」を書き上げてもらいました。

小林旭さんはスタジオでストリングスのイントロを聴いた瞬間、全てが腑に落ちました。

「そうか!これは『西部開拓史』なんだ」と語っています。

「熱き心に」誕生の経緯は、大森昭男さんの訪問から始まり、大滝詠一さんの作曲、阿久悠さんの作詞、小林旭さんの歌唱によって完成しました。

大滝詠一「熱き心に」が記録した大ヒットと感動の余韻

出典:メルカリ

1985年に発表された小林旭さんの「熱き心に」。

そんな「熱き心に」ですが、どれほどの大ヒットを記録したのでしょうか。

1985年11月20日にリリースされた「熱き心に」は、味の素ゼネラルフーヅ「マキシム」のCMソングとして大ヒットしました。

累計約37.6万枚を売り上げ、1986年のシングル年間チャート第20位にランクインしました。

関連商品の売上は総計277.1万枚という驚異的な数字に達しました。

当時の音楽業界において異例の大ヒットでした。

第28回日本レコード大賞・金賞など多数の賞を受賞しました。

1986年の『第37回NHK紅白歌合戦』では、加山雄三さんから「今年、この曲ほど話題になった曲はありませんね」と紹介されました。

大滝詠一さんの死後、大滝詠一さん自身が歌った「熱き心に」のマスターテープが発見されました。

このセルフカバーは2016年のアルバム『DEBUT AGAIN』に収録されました。

小林旭「熱き心に」が記録した大ヒットは、累計約37.6万枚のシングル売上と総計277.1万枚の関連商品売上でした。

大滝詠一さんのセルフカバーの発見という感動の余韻は、今も音楽ファンの心に残り続けています。

まとめ

小林旭「熱き心に」と大滝詠一さんの深い絆の始まりは、少年時代の憧れと1977年の幻のコラボレーションにありました。

「熱き心に」誕生の経緯は、大森昭男さんの訪問から始まり、大滝詠一さんの作曲、阿久悠さんの作詞、小林旭さんの歌唱によって完成しました。

小林旭「熱き心に」が記録した大ヒットは、累計約37.6万枚のシングル売上と総計277.1万枚の関連商品売上でした。

それではありがとうございました。

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