元おニャン子クラブのメンバーとして活躍し、現在はタレントや作家として幅広く活動している新田恵利さん。
そんな新田恵利さんですが、介護や旦那さんの病気について公表することは「言いふらし」なのでしょうか?
また、旦那さんの悪性リンパ腫の闘病を公表した理由は何だったのでしょうか?
今回は、新田恵利さんの介護経験と旦那さんの闘病公表について詳しく見ていきましょう。
新田恵利の介護経験は「言いふらし」?

新田恵利さんの介護経験は本当に「言いふらし」なのでしょうか?
新田恵利さんは、2014年から2021年まで約6年半にわたり実母の介護を経験しました。
新田恵利さんは、この介護経験を本にまとめて出版しています。
タイトルは『悔いなし介護』(主婦の友社)で、自身の介護体験をもとに書かれたものです。
新田恵利さんがこの本を出版した理由は、自身の経験を共有することで、同じような状況にある人々に希望を与えたいという思いからでした。
「家族のケアを公言することは恥ずかしいことじゃない」と新田恵利さんは強く信じています。
新田恵利さんは、介護経験を公表することで、多くの人から励ましの言葉をもらい、自身も人の力になれたと感じたそうです。
「ひとりじゃない」ということと「一緒にがんばろう!」というメッセージを伝えたかったのです。
しかし、一部の人からは批判的な声も上がりました。
「そんなの身内でやって」「わざわざ公表するのが解せない」といった心ないコメントもあったそうです。
新田恵利さんは、これらの批判に対して「家族のケアをするのは当然のことだと思われがちだが、私はそうは思わない」と反論しています。
新田恵利さんは、介護経験を公表することで、同じような状況にある人々に勇気を与え、社会全体で介護について考えるきっかけになればと考えているのです。
このように、新田恵利さんの介護経験の公表は決して「言いふらし」ではなく、社会貢献の一環であると言えるでしょう。

新田恵利の旦那さんが悪性リンパ腫の闘病を公表した理由

新田恵利さんの旦那さんが悪性リンパ腫の闘病を公表した理由は何だったのでしょうか?
新田恵利さんの旦那さんである長山雅之さん(54歳、事務所社長)は、2023年6月に悪性リンパ腫であることを公表しました。
公表の理由は主に以下の4つです:
1. 「ひとりじゃない」ことを伝えたい
新田恵利さんは、同じような状況で苦しんでいる人たちに「一緒にがんばろう!」というメッセージを送りたかったそうです。
2. SNSの力を信じていた
実際に公表後、長山さんの学生時代の同級生から連絡があり、同じ病気の経験者が3人いることがわかりました。
情報を共有し合うことで、大きな励みになったそうです。
3. 過去の経験から
新田恵利さんは、母親の介護経験を本にして公表したことで多くの人から励ましをもらった経験がありました。
この経験から、病気の公表も同様に多くの人の支えになると考えたのです。
4. 時代の変化
新田恵利さんは「昔は介護や病気をオープンにするのをためらう風潮があったが、今はSNSで多くの人がそういった事情を発信している」と、時代の変化を感じていました。
これを良い変化だと捉え、自分たちも積極的に情報を発信することにしたのです。
公表後、新田恵利さんと長山さんは多くの人からの励ましや温かい言葉を受け取りました。
「主人のためにお守りを下さったりお参りしてくださったり…感謝です」と新田恵利さんは語っています。
このように、病気の公表は決して否定的なものではなく、多くの人々とのつながりを生み出す機会となったのです。
新田恵利が介護と闘病を乗り越えてきた経験

新田恵利さんはどのように介護と闘病を乗り越えてきたのでしょうか?
新田恵利さんは、母親の介護と旦那さんの闘病という二つの大きな試練を経験しました。
これらの経験から、新田恵利さんは以下のようなアドバイスを提供しています:
1. 溜め込まないこと
新田恵利さんは「溜め込まないで吐き出すことがとても大事」と強調しています。
弱さを見せることも必要だと言います。
友達やSNSの仲間、カウンセリングなど、自分に合った方法で気持ちを吐き出す場所を見つけることが大切だそうです。
2. 離職は絶対にしない
新田恵利さんは「今仕事をしているなら、離職だけは絶対にしないほうがいい」と断言しています。
経済面だけでなく、精神面でも仕事が大きな支えになるからです。
3. 「自分の世界」を持つこと
ケアから離れて没頭できる何かを持つことが大切だと新田恵利さんは言います。
週に1日でも2日でも、短時間でもいいので、自分の時間を作ることが重要だそうです。
4. コミュニケーションを大切にする
新田恵利さんは「きちんと言葉にして話し合うことで一緒に乗り越えていく力になる」と語っています。
特に夫婦間のコミュニケーションの大切さを強調しています。
5. 周囲のサポートを受け入れる
新田恵利さんは、周囲からの励ましや温かい言葉に感謝の気持ちを表しています。
サポートを受け入れることで、精神的な支えを得ることができるのです。
6. 前向きな姿勢を保つ
新田恵利さんは「いつか必ず楽になると信じて無理なく踏ん張って下さい」とメッセージを送っています。
困難な状況でも希望を持ち続けることの大切さを伝えています。
7. 経験を社会に還元する
新田恵利さんは現在、淑徳大学で客員教授として介護について教えています。
自身の経験を社会に還元することで、新たな意義を見出しているのです。
このように、新田恵利さんは介護と闘病という困難な経験を、前向きな姿勢と周囲のサポート、そして自身の強い意志で乗り越えてきました。
そして、その経験を多くの人々と共有することで、社会全体に貢献しようとしているのです。
まとめ
新田恵利さんの介護経験の公表は「言いふらし」ではなく、社会貢献の一環でした。
旦那さんの悪性リンパ腫の闘病を公表した理由は、同じ境遇の人々に希望を与えるためでした。
新田恵利さんは、介護と闘病の経験を通じて、溜め込まないこと、離職しないこと、「自分の世界」を持つことなどの大切さを学びました。
これからも新田恵利さんのご活躍を応援していきましょう。
それではありがとうございました。



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