勝俣州和・嫁とこころみ学園へ!知的障がいを持つ人たちとの交流を継続20年以上とは?

バラエティ番組で人気の勝俣州和さん。

そんな勝俣さんですが、知的障がいを持つ人たちとの交流を20年以上も続けているのをご存知でしょうか?

勝俣さんと奥様は、こころみ学園の園生たちとどのような関わりを持っているのでしょうか?

また、20年以上もの長きにわたる交流から、勝俣さんは何を学んできたのでしょうか?

今回は、勝俣さんとこころみ学園の深い絆について詳しく見ていきましょう。

目次

勝俣州和とこころみ学園の出会い

出典: CHANTO WEB

勝俣さんがこころみ学園と出会ったきっかけは何だったのでしょうか?


勝俣さんとこころみ学園の出会いは、20数年前にさかのぼります。
大学時代の友人を訪ねて栃木県に遊びに行った際、「こういう場所があるよ」と連れて行かれたのが、こころみ学園の園生たちがブドウを育て、ワイン造りをしている「ココ・ファーム・ワイナリー」でした。

初めて訪れた日、勝俣さんはファームで作っている原木しいたけの木を運搬したり、ブドウ畑の不要な枝を切る作業をしたりと、園生と一緒に汗を流して作業をしました。

「心と体が満たされる、とても充実した1日だった」と振り返る勝俣さん。この体験が、その後20年以上続く交流の始まりとなったのです。


勝俣さんは、この偶然の出会いをきっかけに、こころみ学園との深い絆を築いていきました。
初めての訪問で感じた充実感と、園生たちとの温かい交流が、勝俣さんの心に強く残ったのでしょう。

以来、勝俣さんは年間5〜6回のペースでこころみ学園を訪問し、園生たちとの交流を続けています。単なる慈善活動ではなく、勝俣さん自身が園生たちから多くのことを学び、心を豊かにする機会となっているのです。

勝俣さんとこころみ学園の出会いは、偶然の訪問から始まり、20年以上にわたる深い絆へと発展していったのでした。

勝俣さんは、心が疲れたときにこころみ学園に自然と足が向く場所だ、とも語っています。
農作業や園生との何気ない会話・交流で気持ちが浄化され、元気が湧くと述べています。

勝俣州和と奥様のこころみ学園との関わり

出典: CHANTO WEB

勝俣さんと奥様は、こころみ学園とどのように関わっているのでしょうか?


勝俣さんの奥様も、こころみ学園の園生たちとの交流に積極的に参加しています。
奥様は園生とメールでやりとりをしており、日常的な交流を続けています。

「しいたけを収穫しました」「今日は誰々の誕生日でした」といった、日常のちょっとしたことを園生たちが報告してくれるそうです。
カメラが趣味の園生からは写真を送ってもらうこともあるそうです。


一方、勝俣さん自身はまだガラケーを使用しているため、園生から「かっちゃんもメールの勉強をしたほうがいいよ」と言われることもあるそうです。
そんな微笑ましいやりとりも交流の一部となっています。


勝俣さん夫妻は、こころみ学園で開催されるイベントにも家族で参加しています。
毎年11月に2日間開催される「ココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭」は、1万人のお客さんが訪れる大イベントです。

このイベントで、勝俣さんは乾杯の挨拶役を担当しています。
また、12月のクリスマス会では、園長先生が亡くなられた後、勝俣さんがサンタクロース役を引き継いでいます。


さらに、勝俣さん夫妻にとって忘れられない思い出となっているのが、2002年の結婚式です。
なんと、ココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭で結婚式を挙げたのです。
1万人のお客さんの前で結婚を報告し、温かい祝福を受けました。

このように、勝俣さんと奥様のこころみ学園との関わりは、単なる支援や慈善活動を超えた、家族ぐるみの深い交流となっています。
日常的なコミュニケーションから特別なイベントまで、様々な形で園生たちとの絆を深めているのです。

2025年現在も勝俣さんのこころみ学園との交流は継続しており、収穫祭での乾杯の挨拶は恒例行事として続いています。
YouTubeチャンネル「勝俣かっちゃんねる」でも、こころみ学園やココ・ファーム・ワイナリーについて紹介し、より多くの人にこの素晴らしい取り組みを知ってもらう活動も行っています。

勝俣さんにとって、こころみ学園は単なる支援先ではなく、人生の大切なことを学び続ける場所であり、家族ぐるみで関わるかけがえのない存在となっているのです。

勝俣州和がこころみ学園から学んだこと

出典: CHANTO WEB

勝俣さんは、20年以上の交流から何を学んできたのでしょうか?

勝俣さんは、こころみ学園の園生たちとの交流を通じて、多くのことを学んできました。
特に、人間としての大切な価値観や態度について、深い気づきを得ているようです。


まず、勝俣さんが園生たちから学んだのは、誠実な態度と行動です。
園生たちは「人の悪口を言わない」「困っている人がいたら手を差し伸べる」など、人としての誠実さを自然に持っています。

こうした態度を見て、勝俣さんは自分自身がいかに口だけになってしまっているか、怠惰になっていないかを振り返らされるそうです。


勝俣さんは「僕のほうがたくさんのことを学ばせていただいている」「支えてもらっているという感覚のほうが強い」「支援という言葉では意味が違う」と語っています。


さらに、勝俣さんは園生たちとの交流を通じて、日常の小さな喜びやちょっとしたことのあたたかさを再認識しています。
園生たちからの日常的な報告や、一緒に過ごす時間の中で、人生の本当の豊かさを感じているようです。


勝俣さんは、こころみ学園との交流を「人として大事なことを教わる機会」として捉えています。
礼節、優しさ、共感、人との接し方、自然体でいることなど、形ではなく内容において人間としての重要な価値を改めて考えさせられる機会となっているのです。


彼は、幼少期に義足を使っていた祖父と生活していた経験を挙げています。
祖父は義足を使いつつも働き、家族とも普通に接していた人で、「障がい=かわいそう」ではない視点を、家庭の中で自然に育んできたと語ります。


祖父は乗馬用ズボンを仕立てる名職人で、子ども心に「かっこいい」「ヒーロー」のような存在だったそうです。
この経験が、「困難を抱える人=弱い人」という単純なイメージを持たせない土台となっているのでしょう。

勝俣さんがこころみ学園から学んだことは、人間としての本質的な価値観や、他者との関わり方の大切さです。
20年以上の交流を通じて、勝俣さんは自身の人生観を豊かにし、より深い人間性を育んできたのです。

こころみ学園は、「ただ施設で暮らす」「ただ支援を受ける」だけでなく、利用者(園生)が 働く経験 を通じて、自己肯定感・生きがい・社会とのつながりを持つことを重視しています。

まとめ


勝俣州和さんとこころみ学園の出会いは、20数年前の偶然の訪問がきっかけでした。

勝俣さんと奥様は、家族ぐるみでこころみ学園との交流を続けており、日常的なコミュニケーションからイベントへの参加まで、様々な形で園生たちとの絆を深めています。

勝俣さんは、こころみ学園との交流を通じて、人間としての誠実さや、日常の小さな喜びの大切さなど、多くのことを学んできました。

これからも勝俣さんのご活躍を応援していきましょう。

それではありがとうございました。

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