車いすテニス界のレジェンド、国枝慎吾さん。
そんな国枝慎吾さんの結婚生活や家族について気になりませんか?
妻である国枝愛さんのサポートや、チーム国枝の結束力はどのようなものなのでしょうか?
今回は、国枝慎吾さんの結婚と家族、そして支えとなる人々についてリサーチしました!
国枝慎吾の結婚と妻について

国枝慎吾さんの妻はどのような人物なのでしょうか?
車いすテニスの世界的チャンピオンである国枝慎吾さん。
そんな国枝さんの人生のパートナーとなったのは、国枝愛さん(旧姓:岡崎愛)です。
二人の出会いは大学時代のテニスサークルでした。
18歳で出会い、20歳から交際を始め、7年間の交際期間を経て27歳で結婚という、じっくりと愛を育んだ美しいストーリーがあります。
愛さんは、国枝さんとの出会いについて次のように語っています。
「入学してすぐの頃、友達に誘われて入ったテニスサークルで出会いました。
当時の彼は車いすテニスの選手として海外遠征にも少しずつ出始めていた頃だったので、サークルは遊び感覚というか、友達を作ることのほうが目的だったのかもしれません。」
また、国枝さんに惹かれた理由についても、愛さんは率直に語っています。
「うーん、具体的にここがというわけではなくて、話をしていてなんだか気が合ったんですよ。
多分、それはお互いに。性格が似ているとか趣味が同じとかではないんですけど、イヤなこと、嫌いなことは一致していたようにも思います。」
結婚に際して、車椅子ユーザーである国枝さんとの生活に対する覚悟や不安はなかったのかという質問に対して、愛さんは次のように答えています。
「彼と結婚してからそうした質問をよくされるのですが『障がい者と結婚することに躊躇はなかったのか?』という意味であれば、そこはまったくありませんでしたね。
お風呂からトイレまで私が彼を介助していると誤解されがちなのですが、彼は日常の基本的なことはほぼすべて自分でできるんです。
私が『やってあげなければいけない』場面はいっさいありません。」
愛さんは、結婚について美しい言葉で表現しています。
「好きになった人は、車いすユーザーだった。本当に、ただそれだけなんです。」
この言葉からは、愛さんの純粋な愛情と、国枝さんの人間性に惹かれた様子がうかがえます。
国枝さん夫妻には現在子供はいませんが、二人三脚で素晴らしい人生を歩んでいます。
国枝愛のサポートとチーム国枝について

国枝愛さんは、どのようにして夫をサポートしてきたのでしょうか?
また、チーム国枝とはどのような存在なのでしょうか?
国枝慎吾さんの偉大な功績の裏には、妻である愛さんの献身的なサポートがありました。
愛さんは、国枝さんを支えるためにアスリートフードマイスター3級の資格を2013年に取得し、引退までの5年間はすべての海外遠征に帯同しました。
愛さんの食事サポートは特に感動的です。
毎日手作りの弁当を作り続け、その写真をインスタグラムに投稿していました。
滞在ホテルにキッチンがあれば食事を作り、なければ最低限おにぎりを準備するなど、細やかな気配りが伺えます。
栄養面でも「まごわやさしい」(豆、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけ、いも)を基本とした栄養バランスを考慮し、遠征前の夜は必ず鯛めしを作る(国枝家のパワーご飯)など、選手のコンディション管理に細心の注意を払っていました。
しかし、愛さんの献身的なサポートは、最初から円滑に行われていたわけではありませんでした。
結婚当初は、自身のキャリアや趣味を諦めなければならない状況に戸惑いを感じていたそうです。
「夫だって自分が好きで選んだ道なのに、なぜ私ばかり……」と反発したり、なかなか納得できずに、結婚して4、5年は、どこかモヤモヤしていました。
しかし、2016年の国枝さんの大きな怪我をきっかけに、愛さんの気持ちに変化が訪れます。
「右ひじを痛め、手術の回復にも時間がかかる中、夫のやり遂げようとしていることの大きさと、皆からの期待を初めて肌で感じ、心からサポートし、応援したいと思ったのです。」
この経験を通じて、愛さんは「チーム国枝」の一員として、より積極的に国枝さんのサポートに取り組むようになりました。
「チーム国枝」は、国枝さんを中心に、妻の愛さん、コーチ陣(丸山弘道氏、小野誠佳氏など)、トレーナー、各種スタッフなど、多くの人々で構成されています。
それぞれが食事・精神的サポート、技術指導、コンディション管理、総合的なサポートなど、様々な役割を担っています。
愛さんは、チーム国枝の一体感について次のように語っています。
「コーチやトレーナーと一緒に全力で応援し優勝する喜びも負ける悔しさもみんなで共有するようになり、『妻も含めたチーム国枝としての一体感が出た』」
この言葉からは、チーム全体が一丸となって国枝さんを支え、共に喜び、共に悔しがる姿が浮かび上がってきます。
国枝慎吾の家族への思いと感謝

国枝慎吾さんは、家族やサポートしてくれる人々にどのような思いを抱いているのでしょうか?
また、どのように感謝の気持ちを表現しているのでしょうか?
国枝慎吾さんは、妻である愛さんをはじめとする家族や、サポートしてくれる人々への深い感謝の気持ちを常に持ち続けています。
特に、妻への感謝の言葉は心に響くものがあります。
引退会見で、国枝さんは妻への感謝を涙ながらに語りました。
「2016年のリオパラリンピックの時、相当追い込まれていた時に妻の存在はすごく大きかった。
メディアの前では『金メダル獲ります!』と強気な発言をしなくちゃいけない。
でも『もう無理だよ』『もうプレイできないな』といった言葉を妻には言える。
吐き出せる場所があるということは本当に助かった」
この言葉からは、妻が単なるサポート役ではなく、国枝さんにとって心の拠り所であり、弱音を吐ける唯一の存在であったことがわかります。
また、2023年3月に国民栄誉賞を受賞した際には、「妻も含めて、喜びを分かち合いたい」と述べ、副賞として選んだのはペアの腕時計でした。
これには深い理由があります。
「日頃から妻にはお世話になっていたし、特に最後の5年間は一緒にツアーを回って苦楽を共にしてきた」
この選択からも、国枝さんが妻との二人三脚の日々を大切に思い、感謝していることがうかがえます。
さらに、引退会見では家族やサポートしてくれた人々への感謝を次のように表現しています。
「一番身近で支えてくれている妻や、テニスをするきっかけを与えてくれた母、天国で見守ってくれている父、いままで関わってくれたコーチ、トレーナー、マネージャー、本当に車いすテニスの先輩方や関係者の皆様、本当に僕自身を支えてくださり、ありがとうございました。
応援してくださっているファンの皆様には『最高のテニス人生を送れた』と言い切って締めの挨拶とさせていただきます」
この言葉からは、国枝さんが自身の成功を決して一人の力だけではなく、多くの人々の支えがあってこそ達成できたものだと認識していることがわかります。
現在、国枝さん夫妻は新たな挑戦として、アメリカ・フロリダ州に移住し、全米テニス協会のナショナル・キャンパスでアドバイザーとして活動しています。
この新しい生活について、愛さんは次のように語っています。
「19年間テニスをする夫しか知らないから、それ以外のあなたを見るのが楽しみ。
これからが見たことのない第2章」
この言葉からは、夫婦で新たな人生のステージに踏み出す期待と喜びが感じられます。

まとめ
国枝慎吾さんの結婚相手は国枝愛さんでした。
愛さんは、アスリートフードマイスターの資格を取得し、食事面から国枝さんをサポートしていました。
チーム国枝は、国枝さんを中心に妻、コーチ、トレーナーなど多くの人々で構成されていました。
国枝さんは、妻や家族、サポートしてくれる人々への深い感謝の気持ちを常に持ち続けていました。
これからも国枝慎吾さんご夫妻のご活躍を応援していきましょう。
それではありがとうございました。





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