岡村隆史 休業 理由はうつ病だけ？隠されたプレッシャーの実態をリサーチ！

人気お笑いコンビ「ナインティナイン」のメンバーとして活躍する岡村隆史さん。

そんな岡村さんですが、2010年に約5ヶ月間の休業を経験しています。

その理由は本当にうつ病だけだったのでしょうか？

隠されたプレッシャーの実態とは何だったのでしょうか？

今回は、岡村さんの休業の真相に迫ります。

岡村隆史の休業の理由

岡村さん本人は「頭がパッカーンってなった」と表現しており、うつ病や抑うつ状態であったことをほのめかしています。

しかし、その背景には様々な要因があったようです。

①
まず、極度の仕事負担とプレッシャーがありました。

ナインティナインのネタ作りは全て岡村さんが担当しており、「1人で全部やらなくちゃいかん」という責任感で自分を追い込んでいたそうです。

密閉のヘッドフォンをして、角砂糖をなめながら台本を作り続ける異常な作業状態が続いていました。

「気が付いたら寝ないで2日たっていた」という過酷な労働環境だったのです。

②
さらに、芸能界での人間関係とトラウマも大きな要因でした。

特に、ダウンタウンとの確執が影響していたようです。

松本人志さんが著書「遺書」で「ナイナイはダウンタウンのチンカスみたいなもん」と表現したことで、世間の注目を集めてしまいました。

③
また、若手時代の挫折体験も岡村さんの心に深い傷を残していたようです。

宮迫博之さんや原西孝幸さんの影響を受けすぎて「パクリやん」とささやかれ、劇場で嫌われていた時期があったそうです。

岡村さんは「こんだけ嫌われてるんやったら、もう辞めへん？」と弱音を吐くほど追い詰められていました。

このように、うつ病だけでなく、複合的な要因が岡村さんの休業につながったのです。

岡村隆史の休業前の症状

①
まず、金融不安・貧困妄想が顕著に表れていました。

岡村さんは「お金がない」と訴え続け、サイフを見せて「こんだけしかない」と言っていたそうです。

実際は数万円入っていたにもかかわらず、「お金がないからロケに行けない」とマネージャーに相談するほどでした。

外に出ていないため、サイフの中身が全財産だと思い込んでいたようです。

②
次に、自己臭恐怖症状も見られました。

「俺、クサくないか？」と周囲に頻繁に確認し、マネージャーが大丈夫だと言ってもiPhoneをいじって目を合わせないことを気にしていたそうです。

③
体力低下と身体症状も深刻でした。

「電話を持つだけでも重い」と感じ、服を脱いで「俺、めっちゃ痩せてない？」と労りを求めていました。

実際の体重変化よりも、本人は「ゲソゲソに痩せている」と認識していたのです。

④
さらに、不眠と異常な集中状態が続いていました。

完全に眠れなくなり、「スイッチ入ったまま」の状態が続いていたそうです。

2日間連続で睡眠を取らずに作業を続けることもあったといいます。

これらの症状が重なり、岡村さんは心身ともに限界状態に陥っていたのです。

岡村隆史の休業後の変化

①
まず、考え方の転換が大きな変化でした。

「何かあっても自分だけのせいではなく、みんなの責任にしちゃおう」という考え方を持つようになりました。

「反省せずに次に進もう」という前向きな姿勢も身につけたそうです。

相方の矢部浩之さんは、岡村さんについて「ネジ2つくらい飛ばして来た。だいぶポンコツになった。それが良かった」と評しています。

②
仕事への向き合い方も大きく変わりました。

完璧主義から脱却し、一人で抱え込まない働き方へと転換しました。

プレッシャーを分散させる方法を学び、より健康的な仕事のスタイルを確立したのです。

岡村さんは、休養中に「何かあっても自分だけのせいではなく、みんなの責任にしちゃおう、と反省せずに次に進もう、と思ったら楽になった」と語っています。

この気持ちの変化が、その後の復帰と活動継続につながったと言えるでしょう。

③
また、プライベートでの変化も見られました。

休業前は独身で、仕事以外の支えが少ない状況でしたが、復帰後はプライベートの充実にも目を向けるようになりました。

家に引きこもりがちだった生活から脱却し、外との接触を増やしていったのです。

相方以外にも相談できる相手を増やし、人間関係の幅を広げていきました。

このように、岡村さんは休業を通じて、仕事とプライベートの両面で大きな変化を遂げたのです。

まとめ

岡村隆史さんの休業の理由は、うつ病だけでなく、極度の仕事負担、芸能界での人間関係のストレス、コンビ内での役割分担の偏りなど、複合的な要因がありました。

休業前は金融不安や自己臭恐怖、不眠などの深刻な症状に悩まされていました。

休業後は考え方の転換や仕事への向き合い方の変化など、大きな成長を遂げました。

これからも岡村隆史さんのご活躍を応援していきましょう。

それではありがとうございました。